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サポーターズ通信

Love is Free Campaign サポーターズ通信69号発行!

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Love is Free Campaign サポーターズ通信
Vol.69 2012年12月25日配信
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     インドのマラリア発生症例数、15年までに75%減も
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インドにおけるマラリアの発生症例数が、2015年には現在の水準から50~
75%程度減少する見通しであることが、世界保健機関(WHO)より発表され
ました。

17日に発表されたWHOによる「世界マラリア報告(The WHO's World
Malaria Report 2012)」では、「多くの感染者を抱える国が過去10年にわ
たり協調してきた結果マラリアの発症を抑制する体制が大きく前進した」
と指摘されました。

アジアではタイ、スリランカ、ネパール、ブータン、韓国で2000-11年の
間に発生症例数を75%以上減少させることに成功しています。インドはこ
れまで、感染者数を抑えるために殺虫剤処理した蚊帳や長期間にわたり使
用できる防虫網を配布するなどの対策を進めてきました。

報告書はインドについて、タイ、ネパールと並んで「研究機関や民間です
べての発症例を把握できる体制が整っている」と評価しています。今後も
取り組みを継続することで、マラリアを「予防」する段階に移行できる可
能性があると言われています。

その一方で、マラリア対策に投じられる資金の不足によって、マラリア減
少に歯止めがかかってしまうのでは、という懸念点もあります。

毎年1回開催されるWHO総会では、マラリア発生国のうちとくに状況が深刻
な50か国での発生率を、2015年までに2000年比で75%減らすことを具体的
な数値目標としてかかげています。しかし、この50か国については、現時
点での減少率は、わずか3%にとどまっているのが現実です。

WHOは減少ペースが落ち込んでいる理由について資金不足をあげています。
2009年以降、マラリア予防のために集まる寄付は減少しており、殺虫剤散
布や防虫ネットの寄贈などの予防対策が十分にできていません。

マラリアのおもな発生国は、アフリカ、東南アジアなど。これらの国は政
情が不安定であり、マラリア対策には国外からの財政支援が必要だとWHO
は訴えています。引き続きの支援が必要な分野です。


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