Love is Free Campaign　サポーターズ通信75号発行！

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Love is Free Campaign　サポーターズ通信
Vol.75　2013年3月25日配信
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　 　　　　　　　　海面温度とマラリアの関係
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イギリスの科学誌「Nature Climate Change」に、インドのマラリア流行
を予測するためには、南大西洋の海面の温度の観測データを注視するべき
だ、という内容の研究論文が掲載されました。

遠く離れた南大西洋はインドの気候とはあまり関係ないように思えますが、
アメリカ・ミシガン大学の研究チームによる調査で、南大西洋で7月に起
きる海面温度の異常低下と、9～12月の局地的なマラリア流行の発生との
間に明らかな関連性が見られたのだとか。

インドの乾燥地域や半乾燥地域で発生するマラリア流行は、雨量が増える
ことで蚊の繁殖が増え、マラリア感染が広がるまでに約1か月かかること
から、早くとも1か月前でないと予測ができません。

しかしこの南大西洋の海面温度との関連性が証明されれば、4か月前には
流行を予測できるようになる可能性があるとのこと。

4か月前に流行を予測できれば、薬や病院での治療体制を整える余裕が生
まれ、蚊の繁殖場所をなるべく減らすような対応もできるようになります。

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