平素よりLove is Free Campaignへの応援ありがとうございます。

今回で6回目となる蚊帳の配布がいよいよ始まります。

およそ2000帳を配る予定で、これまでの配布とあわせて

なんと１万帳超え！

みなさまのご支援、本当にありがとうございました。

また、これまでもご紹介している通り、今回は株式会社たき

工房様（本社：東京都中央区、代表取締役社長　宮本力、以下

たき工房）の協力を得て、イラスト付きのパッケージを作成

しました。

文字が読めない子どもたちにもマラリアについての理解を深め、

蚊帳の正しい使用方法を知ってもらうことが目的です。

来月には、配布の様子もみなさんにお伝えできる予定です。

ぜひ、楽しみにお待ちください！

先月24日、世界初となるマラリアのワクチンについて、

EUの欧州医薬品庁が利用を推奨すると発表しました。

このワクチンは、免疫機能が十分に発達していない乳幼児を主な

対象としています。

臨床試験では、ワクチンを投与した生後5～17ヶ月の赤ちゃんの

マラリアの発症数が半減するという結果になりました。

今後、世界保健機関（WHO）による承認や各国政府の決定など、

まだまだ残されている手続きはありますが、ワクチン開発自体は

明るいニュースとして報じられていました。

今回、ワクチンを開発したイギリスの大手製薬会社グラクソ・

スミスクライン(GSK)は、このワクチンに利益は求めず、製造

コストに数パーセント分の金額を上乗せし、そのお金も再び

マラリアなどの研究に費やすとしています。

一般に、患者が少なかったり儲けが出なかったりする薬は、

企業の利益を求める性質上、その研究や開発がなかなか

進みにくいという問題があります。

しかし、今回GSKの姿勢は、企業の儲けよりも、世界中で

毎年60万人もの人が亡くなるマラリアとの戦いに価値を置

くこと宣言したものでした。

この判断、今後のワクチン開発の良き前例になったのではな

いでしょうか。

詳しくはこちら.。

▽CNN japan「世界初のマラリアワクチン欧州当局が推奨」

▽ロイター「英グラクソ開発の世界初マラリアワクチン、

　　　　　　　 EU当局が利用推奨」